でもあきらめる必要はありません。Levantine Arabic と呼ばれる方言は、レバノン・シリア・ヨルダンで主に話されている方言ですが、アンミーヤの中でも一番汎用度が高くて理解されやすい方言です。Levantine Arabic を話すなら、サウジなどの湾岸諸国でもイラクでもエジプトやリビアでもほぼ通じます。なぜか? なぜならアラブ世界のテレビ番組(特にドラマやシリーズ)はこの Levantine Arabic に吹き替えられているからです。また、アラブ世界で有名な歌手の多くがレバノン人です。こうした理由で、Levantine Arabic 圏ではないアラブたちもこの方言に馴染みがあります。
正式アラビア語(フスハー)を学ぶことには他の弊害があります。意図せずともアラブとの間に壁を作ってしまうのです。その反対に、方言(アンミーヤ)はアラブとの間の垣根を取り除き、心と心を通わせることができるアラビア語です。
さらにアンミーヤを学ぶ他のメリットとして、フスハーと比べて比較的短期間で話せるようになること、人々が日常的に使っているアラビア語なのでいったん基礎ができたらどんどん伸びること・・・など挙げ始めたらきりがありません。
私の教え方の特徴は、アンミーヤ(Levantine 方言)だけに集中すること、そしてレッスンに必ずアラブが同席することです。中東で培った人脈をフルに活用し、イラク人、シリア人、レバノン人、ヨルダン人などをゲストとしてレッスンに招きます。
かつては自身もアラビア語学習者だった経験を活かし、確立した学習メソッドにアラビア語ネイティブを加えることで、アラビア語学習を生き生きしたものにすることができます。
ご関心のある方は是非お問い合わせくださいませ。